げらげら

ノンフィクションとは限りません。

えらい、かしこい、めんどくさい、つよい、よわい。

世の中そんな単純じゃない。それでもこれらの言葉は、思いもよらない形で抽象化され、ある種のミームとなって、独特の語感や雰囲気をまとって人や物に添加される。半ば投げ棄てられたように。

僕らはたくさん生きたのだから、もっと適切な言葉を使って、適切に言い表せるはずなのだ。それを単純な言葉ひとつで終わらせてしまうのは、困る。なんとなく気持ち悪いし、誠実じゃないと思う。

えらい、かしこい、めんどくさい、つよい、よわい。なぜ?