ないのではなく、見えていないだけのことがあるから、気をつけたい。
正しさは強すぎることもある。
相手を思って言葉を重ねたはずが、自らがその重さに押し潰されてゆく無様。
人にアドバイスをすると、途中から「いったい自分ごときがどの立場からものを言っているんだ」と気づいて、萎えて、発する言葉のすべてがうすっぺらく思えて、何も言いたくなくなる。アドバイスなんてしなければよかった。
夏の、留まりたくなるような夜。付けっぱなしのテレビは、延々と再放送を流し続けている。もう雑音としか思えなかったが、それでもこの夜の一部なのだと思うと、電源を消せないでいる。
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