げらげら

ノンフィクションとは限りません。

卒業

卒業した。いろんなことがあったはずなのに、その多くを憶えていないので、思うように振り返ることができなくて、もどかしい。しかし、あえて形にしてまで、後生大事に残そうとするのもなんだか違う気がするのだ。真に大切なことなら、ずっとそばに置いておけるように思うのだ。それに、言葉にして思い出が安っぽくなるなんてことになったら面白くないではないか。秘すれば花、そういうことにしておこう。